定額制リフォームのメリットとデメリット
2019.11.21 更新
定額制リフォームについて押さえておきたいこと
定額制リフォームのメリット・デメリットは次の通りです。
メリット
そもそも定額制リフォームとは、坪あたりいくらという価格設定でパックになっている商品のこと。そのため料金がわかりやすく、あらかじめ予算が分かり計画が立て易いというのが大きなメリットです。
また通常のリフォームに比べると、選べる仕上げ材や建材が少ないため、労力を省けるのもメリットだといえるでしょう。打ち合わせが少ない回数で済むこともあり、リフォーム会社にとっても都合が良いことから、割安の料金設定となっています。
デメリット
メリットの項目でご紹介した、「選べる仕上げ材や建材が少ない」というのはデメリットにもなります。こだわりたいポイントで選択肢が少なく、妥協しなければならないケースも考えられるのです。
また、追加でオプションを頼む場合、定額制ではなく通常のリフォームを選択しておいたほうが費用を抑えられる場合もあります。どこまでが定額の範囲に含まれるのかをよく確認しておかないと、想定外の費用がかかることもあるので気をつけましょう。
その他注意点
定額制リフォームは、定額制という名前から追加の料金は発生しないと鵜呑みにしてしまいがちですが、著しく建物が劣化していたり、業者が標準で用意している設備・建材以外の材料を取り入れようとすると、追加費用やオプション料金が生じることがあります。どのような工事がその価格の中に含まれ、使用する設備・建材の種類などをあらかじめ確認しておきましょう。また実際に業者が現場調査に来た時には、改めて内容を確認し、説明をしっかりと受けるようにしておくと後のトラブルを回避する事ができます。