トイレリフォームの最新事情
2019.12.26 更新
トイレリフォームに関する最新事情をチェック
毎日利用する場所でありながら、どうしても傷みやすく清潔に保つのが難しいトイレ、そのためリフォーム工事の中でも件数がもっとも多く、需要も大きいため各社の競争が激しく、トイレの機能やトレンドは日々進化しています。最新のトイレリフォーム事情についてご紹介しましょう。
タンクレスタイプが人気
従来のトイレには、便器の後ろ側に水をためるタンクがついていますが、近年はそれがないタンクレスタイプ(収納付システムトイレタイプ)の商品が人気です。その分トイレ空間を広く使うことができるのも魅力といえます。別途手洗いの設置が必要になりますが、手洗い配管工事(床をめくる工事)の必要ないリフォーム用手洗いで簡単に取り付け出来ます。
素材が多様化
従来のトイレは、「陶器」のものしかありませんでしたが、最近では陶器を改良した「アクアセラミック」や「有機ガラス系新素材」など素材が多様化してきました。その結果陶器だけでは実現出来なかった「防汚性」や「デザイン性が高い形状」のものも増えてきており、カラーバリエーションも増え、色なども選べるようになってきています。
掃除がしやすくなっている
トイレの種類によっては便器内がすぐに汚れてしまうものもありますが、独自の洗浄技術によって汚れが落ちやすくなっていたり、そもそも汚れたりしない工夫がされているものが多いのです。
例えば、TOTOのネオレストは「トルネード洗浄」や「きれい除菌水」と呼ばれる技術により、少量の水で効果的に汚れを洗浄できるほか、リクシルのサティスは「泡のクッション」で立小用時の飛沫抑えることができます。結果的に床の汚れを防止することにもつながるわけです。
節水機能が優れている
トイレは1日に何回も使うものですよね。そのたびに使われる水量は意外に多く、トイレの使用回数が多い家庭は水道代も高くなってしまいます。ですが、最新のトイレは節水機能に優れているものが多く、各メーカーも競い合ってより高い節水機能をもった製品が毎年リリースされています。トイレリフォームの際には節水性能に優れている商品を取り入れてみてはどうでしょうか。