古い日本家屋の趣を残しつつ、和室を一転。
モダンで広々ピアノ室へ。
半田市K様邸
できあがった良好な音響空間で、ピアノ教室のお子様たちもイキイキ。
築60年となる木造家屋のピアノ室を大改造。実家の離れであるこの家で、十数人の生徒さんを預かって、ピアノ教室を開いています。古い木造家屋ですので、生徒さんたちの安全のためにも耐震改修をしようと思われたことが、リフォームのきっかけです。
- 一戸建リフォーム
■築年数：60年 ■工事期間：50日
3室を一空間にまとめたピアノ室。白い壁・天井、桜無垢材の床が上質な音楽空間を作りあげています。耐震は壁を増やして、構造部分に補強金具も入れてあります。 床下にはコンクリートを流し込んで、基礎の部分も強くなりました。
押し入れスペースを楽譜用書棚に。自在仕切りが隠れたアイディア。
近藤様の長いピアノ歴とともに増えてきた膨大な量の楽譜。これをスッキリ収納するため、和室の押し入れスペースを活用し、造り付け書棚をご提案させていただきました。収納量を多くするため、また室内のラインをスッキリ納めるため、天井一杯まで引き上げています。下部は２段の階段を兼ねた収納スペースです。引き出し内部には、自在に動く仕切りを入れてあり、入れる物に合わせて位置を変えられます。
｢良い響き」への強い欲求を満たす音響天井材「オトテン」。
改修後の天井材に採用したのが、ダイケンの音響天井材「オトテン」です。リズミカルな独特のデザインが、共鳴（吸音）性能を発揮し「良い響き」に貢献。背面に遮音層を持っているので、防音性能にも優れています。ピアノ室のほか、ホームシアターなどにもおすすめです。
