お子様の成長を見守り、家族全員がのびのび暮らす家
名古屋市S様邸
DATA
所在地 | 名古屋市 | 築年数 | 築20年 |
建物タイプ | 戸建 | 構造 | 軽量鉄骨造 |
階数 | 2階建 | 工事期間 | 60日間 |
家族構成 | ご夫婦、娘さん(小学生2名、幼児1名) | ||
リフォーム箇所 | リビング、ダイニング、キッチン、バス、洗面脱衣室、玄関ホール、和室、洋室 |
- アイシンリブラン 秋田 夕一
お子様が成長し、現居のマンションが手狭になってきたため、奥様のご両親と住まいを入れ替わることにしたS様。それを機会に、1階全部と2階の一部をリフォームする運びとなりました。
若いご夫婦が3名の娘さんの成長を見守るにふさわしく、家族全員でのびのびと暮らせる住まいとなるよう、効果的な間取変更や造作の工夫など、さまざまなアイデアを込めたリフォームとなりました。
リフォームのみどころを解説
22帖の大空間LDK
以前は部屋ごとに区切られていたリビング、ダイニング、キッチンをひとつにまとめ、22帖の大空間に。
広く見渡せる様になり、ここでお子様を見守りながらの家事も行えます。
広く見渡せる様になり、ここでお子様を見守りながらの家事も行えます。
今回のリフォームでは一体感のあるLDKに仕上げるため、可能な限り間仕切り壁や建具を取り除きましたが、構造上の理由でどうしても撤去できない柱が2本残りました。
この残すべき柱が空間デザインに溶け込むよう、化粧材で包み込み、オイル塗装で美しく仕上げることで敢えて目立たせました。なお、2本の柱にもう2本加え、オブジェクトとしてのバランスを取っています。
この残すべき柱が空間デザインに溶け込むよう、化粧材で包み込み、オイル塗装で美しく仕上げることで敢えて目立たせました。なお、2本の柱にもう2本加え、オブジェクトとしてのバランスを取っています。
アイランドキッチン
かつては閉鎖的だったキッチンスペースをLDKの中心に移動し、アイランドキッチンを導入しました。
収納力が増えたため吊戸棚もなくし、自然光がたっぷり入り込む開放感のあるキッチン(I=2,550)に。
また、パントリーやサニタリーにも近くなり、家事効率と使い勝手がとても良くなっています。
なお、このエリアではグレイッシュな床、シックなカラーのキッチン、ブラックのセンターフード、そしてダイニングのペンダント照明などを採用し、全体にモノトーンな雰囲気を醸し出しています。
弊社提案のカラーコーディネイトとS様ご夫婦のこだわりが調和した結果です。
収納力が増えたため吊戸棚もなくし、自然光がたっぷり入り込む開放感のあるキッチン(I=2,550)に。
また、パントリーやサニタリーにも近くなり、家事効率と使い勝手がとても良くなっています。
なお、このエリアではグレイッシュな床、シックなカラーのキッチン、ブラックのセンターフード、そしてダイニングのペンダント照明などを採用し、全体にモノトーンな雰囲気を醸し出しています。
弊社提案のカラーコーディネイトとS様ご夫婦のこだわりが調和した結果です。
テレビは壁掛けでスッキリ。間接照明で上質感を演出。
今回のリフォームを機に65インチのTVを新調されるとお聞きし、壁掛けのための下地補強も併せてご提案。
金具の取り付け施工も当社にて対応しました。
背面には、調湿(吸放湿)性、消臭、有害物質の吸着・低減の効果があるエコカラットを施工。
その上部には、天井に間接照明を仕込み、空間の上質感を演出しています。
金具の取り付け施工も当社にて対応しました。
背面には、調湿(吸放湿)性、消臭、有害物質の吸着・低減の効果があるエコカラットを施工。
その上部には、天井に間接照明を仕込み、空間の上質感を演出しています。
階段下のプレイルーム
階段下収納は壁を開口し、リビング側からもアクセスできるようにしました。
ここは、散らかりがちな玩具の収納庫、兼、お子様たちのプレイルームとして利用。
リビングに隣接しており、お子様の様子が目に届きやすくなっています。
ここは、散らかりがちな玩具の収納庫、兼、お子様たちのプレイルームとして利用。
リビングに隣接しており、お子様の様子が目に届きやすくなっています。
ダイニング南側にカウンターデスクを造作
キッチンに立つ奥様の目の届くところでお子様たちが勉強できるよう、LDKの一角にカウンターデスクを造作(写真奥)。
お子様だけでなく、奥様やご主人のパソコンスペースとしても活用します。
カウンターの隅には棚を設え、ゴチャゴチャしがちな配線類やインターネット機器類(ルーター等)もスッキリ納められます。
お子様だけでなく、奥様やご主人のパソコンスペースとしても活用します。
カウンターの隅には棚を設え、ゴチャゴチャしがちな配線類やインターネット機器類(ルーター等)もスッキリ納められます。
パントリーは、可動棚で使い勝手が向上
以前は棚や収納家具の置き勝手が悪く、有効活用できていなかった収納スペース。
窓や出入口の位置関係の見直しと可動棚の設えで、使い勝手を向上させました。
キッチンからの動線も大幅に改善されています。
窓側の棚の上には、ホワイトボード(マグネットパネル)を据付けしました。
煩雑になりがちなお子様に関わる書類、配布物(プリント)、小物、手紙などもこのスペースにまとめられ、キッチンまわりをスッキリさせる効果をもたらしています。
窓や出入口の位置関係の見直しと可動棚の設えで、使い勝手を向上させました。
キッチンからの動線も大幅に改善されています。
窓側の棚の上には、ホワイトボード(マグネットパネル)を据付けしました。
煩雑になりがちなお子様に関わる書類、配布物(プリント)、小物、手紙などもこのスペースにまとめられ、キッチンまわりをスッキリさせる効果をもたらしています。
シューズクロークを新設し、収納力が大幅UP!
今後ますます増えるであろうシューズの収納力増強を狙い、和室の一部をシューズクロークに改修。
ゲストからの見栄えが悪くならないよう、玄関とシューズクロークの境に建具を設けて視線をカットしています。
また、玄関にあった下駄箱が無くなり、もともと広い玄関ホールがさらに広くスッキリとした空間に。
便利なベンチ収納(スリッパ入れ)も造作して設置しています。
ゲストからの見栄えが悪くならないよう、玄関とシューズクロークの境に建具を設けて視線をカットしています。
また、玄関にあった下駄箱が無くなり、もともと広い玄関ホールがさらに広くスッキリとした空間に。
便利なベンチ収納(スリッパ入れ)も造作して設置しています。
面積減少でも開放感を維持した和室
シューズクローク設置のため面積減となった和室。
計画時は「ご先祖をとても大切にしてきた家だから、本当に和室を削ってもいいだろうか…」と、親御さんへ気を使われていたS様でしたが、実際には毎月行われる法要に何ら影響がなく、お寺さんとご親族とでご先祖に手を合わせるには十分なスペースが確保できているとのこと。
和室の引き戸を開けるとホールとの隔たりが無くなり、開放感のあるスペースとなります。
計画時は「ご先祖をとても大切にしてきた家だから、本当に和室を削ってもいいだろうか…」と、親御さんへ気を使われていたS様でしたが、実際には毎月行われる法要に何ら影響がなく、お寺さんとご親族とでご先祖に手を合わせるには十分なスペースが確保できているとのこと。
和室の引き戸を開けるとホールとの隔たりが無くなり、開放感のあるスペースとなります。