アイシンリブラン リフォーム事例
スペースの有効活用や住み心地の向上を、つぶさに工夫したマンションリフォーム
名古屋市S様邸
DATA
所在地 |
名古屋市 |
築年数 |
築31年 |
建物タイプ |
分譲マンション |
構造 |
鉄筋コンクリート造 |
階数 |
13階建(リフォーム部分は5階) |
工事期間 |
60日間 |
家族構成 |
ご夫婦(70代)、息子さん(40代) |
リフォーム箇所 |
リビング、ダイニング、キッチン、バス、洗面、トイレ、玄関、廊下、洋室 |
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アイシンリブラン 秋田 夕一
築30年のマンションに15年間暮らしてきたS様のご家族。最初にリフォームを考えたきっかけは、老朽化した水廻りや傷んだ床材の刷新、そして、使いみちが無くなっていた和室の存在を検討することでした。
当初はこれらの悩みを解消できれば充分とのことでしたが、弊社がS様のお話を伺ううちに、キッチンの閉塞感、廊下の暗さ、収納の不便さなど、実は住まいのご不満が点々とあることが分かりました。
そこで、間取り変更も考慮した全面的な改修プランをご提案したところ「こんなに良くなるのなら、いっそのことまるっと変えたい!」と弊社のプランにご賛同いただき、今回のリフォームがスタートしました。
リフォームのみどころを解説
和室、廊下を廃してLDKを一体化
使い道がなく物置と化していた和室、とにかく暗く寒々しかったという廊下を廃したことで、広々としたLDKが誕生。自然光もたっぷり入り、明るく気持ちよい空間となりました。
元々このマンションのデザインの一部だった三角窓が、開放的になったLDKの中でよく目立つ存在となり、この空間全体の上品さを演出する存在として活かされています。
以前は天井の板貼りや部屋の腰板の色調が濃く、どうしても暗い印象をS様は感じていました。そこで、LDK全体の壁と天井を白系で統一。リゾートライクと言えそうなほどの爽やかな空気感が、LDK全体に漂います。
さらに、ダウンライトや間接照明も所々に施し、空間のスタイリッシュさを演出しました。
以前のキッチンはご夫婦で立つには狭く、奥様はご主人に家事を手伝ってもらうのをためらっていたとか。
今回のリフォームでは、お二人で作業をしてもお互いが邪魔にならない広さを確保。キッチンがご夫婦で家事を楽しむ場として生まれ変わりました。
キッチンと玄関ホールとの境目に、開閉式の室内窓を設置。キッチンに空気の抜け道をつくると同時に、玄関ホールの様子も感じ取れる、とても便利な窓となりました。
玄関のラックで、もう自転車は邪魔にならない
ご主人の趣味はサイクリング。しかし以前は大切な愛車の置き場がなく、仕方なく和室に自転車を持ち込んで保管していました。持ち運びの際に壁を傷つけたり汚してしまう危険性もあり、とにかくご家族からは不評だったとか。
そこで今回のリフォームでは、玄関に自転車用のラックを設置。ラックの壁面を補強したことで、玄関収納を床から浮かせたフロートタイプにすることもできました。
天井の高さを活かした圧迫感の無い洋室
【↑南側の洋室】
マンションの元々の構造上、S様邸の2つの洋室はどちらも天井が高くとられていました。その特徴を損なわず、今まで以上に気持ちよく過ごせるよう、床材と建具の木目のイメージや色味を合わせたり、間接照明を施すなどして、空間のイメージを刷新。爽やかさ、柔らかさも感じさせる、とてもゆったりとした寝室となっています。
【↓北側の洋室】
屋根裏を収納スペースとして有効活用
S様邸は13階建てマンションの5階にありますが、S様邸のおよそ1/2の部分の上には部屋がなく、屋根の構造となっています。そのため、屋根裏の利用が可能でした。
そこで屋根裏の一部を整備して収納庫を設置。上り下り用の収納式ハシゴも取り付けました。
刷新されたサニタリー
こだわりのバスルームは、ダウンライトや間接照明の調光機能、肩や腰への打たせ湯の機能をもつ、高機能なハイグレードモデルをチョイス。バスタイムのリラクゼーションをゆったりと存分に満喫できます。
浴槽の残り湯を、床下を通じて洗濯機へ送リ込む機能も設けました。