ご家族の「今」と「将来」、双方を見据えた住まいを中古住宅リフォームで実現
名古屋市H様邸
DATA
所在地 | 名古屋市 | 築年数 | 築20年 |
建物タイプ | 一戸建 | 構造 | 軽量鉄骨造 |
階数 | 3階建 | 工事期間 | 3ヶ月間 |
家族構成 | ご夫婦(40代・30代)、お子様3名(6才、4才、4ヶ月) | ||
リフォーム箇所 | リビング、ダイニング、キッチン、バス、洗面脱衣室、トイレ、洋室、バルコニー |
- アイシンリブラン 秋田 夕一
リフォームのみどころを解説
「キッチンにいながら子どもたちを見ていたい」
奥様のご希望を叶えた、広大な2階LDK
一方、ご家族が最も長い時間を過ごすであろう2階のリビング・ダイニングは、大幅な間取り変更はしないものの、天井、壁、床のすべてを張り替えました。
自然光がふんだんに採り込まれ、木目のあたたかさと白基調の清潔感に包まれたこの広い空間で、お子様たちはのびのび過ごします。
照明レイアウトを見直し、TV上に間接照明を増設。また、壁掛けTVの壁面の補強や、TVボードをスタイリッシュにみせるフロート施工など、リビングルームとしての細部の対応も万全です。
なお、お生まれになった3人目のお子様(生後4ヶ月)のベビーベッドが置かれたスペースには、近い将来、お子様用のスタディーコーナーを設けるご予定だとか。
もともとの間取りでは、リビングとキッチンは石貼りの壁で仕切られ、双方から様子を伺うことはできませんでした。
「キッチンから子ども達を見られるようにしたい」という奥様のご要望を叶えるべく、仕切りとなっていた壁の一部を撤去。構造上はずせない柱が2本残りましたが、アイランド式のワークカウンターを置き、奥様の家事のしやすさに配慮しながら、キッチンからの開放的な見通しを作り出しました。
存在感のあるセラミック天板のシステムキッチン。
アイランドカウンターに合わせて、キッチンスペースの床は石目調フローリングに張り替えました。リビング・ダイニングと同様に、白基調の空間に木目が美しく調和し、爽やかさが全面に広がります。
奥様の目の届くところでお子様が小まめに手を洗えるよう、以前はキッチンのパントリーだった一角を使い、お子様用の手洗いコーナーを設置しました。
3階は、今のご家族の実情に合った居住空間に
3階の厨房を廃し、洋室に変更。
将来はお子様の部屋として使用する予定です。
以前はオーディオルームとして使われていた洋室は、天井、壁、床ともに張り替えてサブリビングとして活用。
H家のルールでは、お子様が夜、3階に上がってお風呂に入ったら、その日のテレビゲームは終了だとか。就寝前のひとときを、このサブリビングで本を読んだりして過ごします。
サブと言えど、ご家族にとっては、日常生活のなかで大切な役割を担った場所となっています。
サブリビングはご家族全員のための寛ぎの場です。
パソコンコーナーだった一角は、ミニシンクと冷蔵庫を設置し、冷たい飲み物を容易に手にできるようにしました。
洗面室の床と壁の石貼りはそのまま残し、洗面台とユニットバスを刷新。
H様のご要望から、洗面カウンターはLIXIL製、ミラーキャビネット(3面鏡)はPanasonic製をコラボして提案・施工しています。
2階LDKのイメージコンセプトをそのまま引き継ぎ、3階サニタリーでも石貼りの高級感を活かしつつ、白と木目のアレンジで、明るさと清潔感に満ちた空間デザインを施しました。