元気なお子様とのびのび過ごせるよう
便利なウォークスルーの家事動線を設計
西尾市I様邸
DATA
所在地 | 西尾市 | 築年数 | 築29年 |
建物タイプ | 戸建 | 構造 | 在来木造 |
階数 | 2階建 | 工事期間 | 90日 |
家族構成 | ご夫婦(30代)、お子様2名(7才・5才) | ||
リフォーム箇所 | リビング、ダイニング、キッチン、バス、脱衣室、トイレ、洗面、洋室、寝室、勝手口 |
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アイシンリブラン 足立 拓哉
そしてこのたび、下のお子様も間もなく小学校入学というタイミングで、I様はご両親と住まいの入れ替えを実行。二階建ての広い家屋ですが、若い世代のライフスタイル、そして周辺環境の変化に対応した住まいの機能性を求めて、リフォームが実施されました。
I様のご希望は、平屋のように階の上下移動を必要としない生活。今回のリフォームプランは、家事や収納の場が分散しないよう配慮しつつ、お子様とのびのび過すための工夫を駆使し、ご希望を具現化していきます。

リフォームのみどころを解説
お子様が自由に使える場所「プレイエリア」を設置。
開放的なリビングにメリハリを付けるアクセント



ナチュラルな優しい風合い広がるLDK。キッチンからは全体を見渡せます。
肌触りの良いフローリングの先には小上がりを設け、お子様のプレイエリアとしました。「お子様の居場所」をつくることで、広さのなかにメリハリが生まれ、遊びに読書に自由な発想でこの場所が活かされます。


お菓子やパンづくりを楽しむ奥様は、天板が広々としたキッチンをチョイス。
ご友人を招いてお料理を楽しむことも多く、キッチンを取り囲むようにして楽しい時間を過ごします。そのため、コンロは壁面に設置して安全面にも配慮しました。
ウォーク・イン・クローゼットからキッチンへ
さらに勝手口(セカンド玄関)まで一直線の繋がる動線
二階建てでも平屋のように、なるべく階を上下しない生活を望まれた奥様。ご要望を実現するため、家事の場をウォークスルーで効率良く移動できる空間設計を施しました。
もともとリフォーム前、敷地の北側に新しい家が建ったという環境の変化があり、対応が必要でした。今回のリフォームでは外からの目線が気にならないよう北側の浴室、トイレ、勝手口の位置や向きを変更。窓も必要最低限に調整しました。
間取り変更で北側に空いたスペースにウォーク・イン・クローゼット(WIC)を新設。この空間設計により、WICからキッチン、パントリーを経て勝手口まで、一直線に繋がるウォークスルーの動線を実現しました。


勝手口はセカンド玄関とも言える広さを確保。ここからWICの奥まで視線が届きます。
今後はお子様の成長にともなって物が増えることを想定し、たっぷり収納できる棚を備えました。


I様のご希望で、WICの壁紙には国立科学博物館とコラボレーションしたアートウォールを施工。

外でいっぱい遊んだお子様たちが、サッとお風呂へ
外で思いっきり遊んできたお子様たちが、汚れたまま即座に脱衣し浴室へ入れるよう、勝手口と脱衣室・浴室を隣接させました。

勝手口と脱衣・浴室にはもうひとつ、リビングから多目的ルームを通じて繋がる動線も設定し、二方向からのアクセスを可能にしています。

多目的ルームは、将来の用途に合わせて使う予備的な部屋として設けています。



トイレの照明や壁紙はI様ご自身がこだわって選び抜きました。光の当たり方や見る角度によって、星の図柄が浮かび上がります。

