美しさと機能が両立したアイランドキッチン。3口が横並びになっているパナソニックのワイドIHは、鍋やフライパンが干渉せずストレスフリーが魅力です。冷蔵庫は渋滞にならないよう、2WAYで周遊できるようにしました。

コンセントカバーも壁や建具と色味を合わせ、幅が狭いタイプを採用。「すっきりとモダンに見せたい」というご要望を叶えるには、このように細かいことがポイントになります。たくさんの物件を手掛けてきたリフォーム専門家だからこそ気づける点です。

キッチン奥の壁にはマグネットパネルを設置。アメリカ各地で購入されたマグネットのコレクションです。見えない場所にもお二人らしさが溢れています。

洗面所は広いエントランスに配置しました。ゲストを出迎える位置になるため、スタイリッシュな仕上がりにこだわりました。コロナ禍で定着した帰宅後すぐの手洗いもスムーズです。プライベートエリアに案内することなくゲストが洗面所を使えるのも利点です。

脱衣と洗面をセパレートにするプランは「お風呂上がりに髪を乾かすので、ドライヤー待ちのストレスがないのもいいですよ」と奥様。いかにストレスを感じさせないかが、生活のしやすさに直結すると実感しました。

シンプルなつくりのトイレですが、くすんだオレンジのアクセントクロスや直線的なデザインの中に丸みを帯びた影を落とす照明がセンスある遊び心を感じさせます。 アメリカのホテルに泊まり慣れた、ご夫婦のアート感覚がよく表れたモダンな空間です。

奥様のセンスで選ばれたシンメトリーのアクセントクロスや手元照明で、ホテルライクな寝室を演出。新たにご購入された無機質なベッドフレームも部屋の雰囲気にぴったりです。「こんな生活がしたい！」というご夫婦のイメージが具現化された、まるでホテル！な素敵な主寝室になりました。ウォークインクローゼットを挟んだスペースにはリモートワークコーナーを設置予定。同じ寝室にありながら別空間になっている点が素敵です。元の家の間取りを生かした生活デザインがご提案できるのも、リフォームの面白さです。