視界が広がり、風が通る快適住まい
安城市K様邸

DATA
| 所在地 | 安城市 | 築年数 | 築20年 |
| 建物タイプ | マンション | 構造 | RC造 |
| 階数 | 2階 | 工事期間 | 約3ヵ月 |
| 家族構成 | ご夫婦(30代)、お子様2人 | ||
| リフォーム箇所 | リビング、ダイニング、キッチン、スタディコーナー、バス、トイレ | ||
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アイシンリブラン 大岩 俊一

・会話が生まれる対面キッチン
・動きやすく回遊できる生活動線
・子どもと目線が合うスタディコーナー

リフォームのみどころを解説
どこにいても視線が合う、家族のLDK


対面キッチンとダイニング、リビング、 スタディコーナーの配置のポイントは 「視線」です。家族の誰がどこにいてもお互いの存在を感じられるよう、視線がやわらかくつながるレイアウトを意識しました。視界を遮るものがないので、自然と会話が生まれるのもポイントです。大開口の窓には二重窓を採用。外の雨音も気にならないほどの防音効果があります。目に見えるデザインだけでなく、体で感じる快適さも住まいの満足度を大きく左右する要素です。


全体のインテリアはミッドセンチュリー調に。ライトグレーのクロスと木目のシンプルな空間に、K様が選ばれた家具やポスターがとても映えます。インテリアに精通し、高いセンスをお持ちのK様。実寸よりも広く感じる空間使いは脱帽で、家具選びや配置・配色など我々もとても勉強になりました。
ホテルライクでシックなキッチン


ショールームに何度も足を運び選ばれたのは、ホテルライクなキッチンです。下がり天井にダウンライトを仕込み、単調になりすぎない空間デザインを心がけました。すれ違えるサイズ感や収納の奥行きなど、使い勝手にもこだわりました。学生時代はカフェでアルバイトをされていたというご主人様。エスプレッソマシンやミルなど、コーヒーグッズが美しく収納されています。「キッチンがかっこいいので家で料理するのが楽しい」と、K様お気に入りのキッチンです。
高さが肝のスタディコーナー


住まいの核となるご要望だったスタディコーナーはLDKと同空間に。カウンターに座るお子様からキッチンやダイニングにいるご両親と目線が自然に合う高さを綿密に設計。家事をしていてもお子様の学びの様子を見守れる距離感が魅力です。背面には造作の本棚を設置。オンラインでの学習も背景を気にせず集中できるよう配慮しました。スタディコーナーは兄弟が同時に使える横幅を確保し、自然と“並んで勉強する習慣”が生まれる設計としています。また、時間帯によっては奥様のリモートワークスペースとしても使用できるよう設計しており、家族全員が使いやすい多機能スペースとなりました。
風が通る回遊クローゼット


LDKと洋室を繋ぐ位置にファミリークローゼットを設けました。マンション特有の課題である風通しの悪さや縦方向の抜け感を、回遊できる動線によって解消。将来的にはお子様の個室となる洋室との行き来のしやすさなども加味しながら配置しました。
抜け感と広がりを感じるアプローチ
ホールからリビングへのアプローチは美しい抜け感、リビングへの広がりを意識しました。廊下にある折戸の収納をオープンクローゼットにして、アウターなどがかけられるポールを設置。お子様の習い事の用具やハンカチなどを収納し、お出かけもスムーズです。






