音楽を中心に考えたマンションリフォーム
愛知県 H様邸
明るさと広さを求め間取りも変更。
生まれたLDKは、クラシカル・ヨーロッパをイメージした二人の音楽館。
長く住んでいると、使う部屋・使わない部屋がハッキリしてきます。ご夫婦とも音楽を聴くことが大好きで、気に入ったオーディオの性能が生きて、ゆったりと音楽を楽しめる空間がほしくて、リフォームを決意されました。リフォーム後は、友だちと音楽を聴いて過ごす時間が増え、家が大好きになったので、あまり出かけなくなったとのことです。
- マンションリフォーム
■工事期間：70日
間仕切りはできるだけなくし、天井もフラットにして、寝室以外のL字型スペースをワンルームにまとめました。目指したのはクラシックなヨーロッパのイメージ。素材は「本物」にこだわり、床材は天然大理石と天然木の組み合わせ、腰壁も天然木です。木と石のコンビネーションで、スッキリした、それでいて柔らかい感じになりました。
空間になじんで使いやすいキッチン設計
LDKのまん中に置くキッチンですから、突出しすぎないよう、狭くならないよう、バランスを第一に考えました。生活感を出さず空間の広がりを優先させるために採用したのが、円柱の中にあるキッチン。カウンターの外側は、平らな板材が美しい曲線を描くよう、職人さんと時間をかけて貼り方を考えました。キッチンはフルオーダー。背面に収納棚を造りつけ、スッキリとおさめました。水・コンロ・冷蔵庫がコの字型に取り囲む格好になり、きわめて効率的な動線にまとめることができました。
室内に明るさをもたらし高級感を演出する天然石の床材
床材に採用したのは、INAX社の「アーストン／エレガントマーブル」シリーズです。天然大理石を使用しており、特有の石目模様が何とも言えない味わいを出しています。豊富な柄目バリエーションの中から、ご夫妻が選ばれたのは白地にマーブル柄が入ったもの。玄関からLDKまで、改装部分はすべてこの素材を使用しており、室内はホテルの雰囲気。高級感と明るさを創り出す優れた床材です。
