大胆なスケルトンリフォームで家族が寄り添える家へ。
名古屋市M様邸
リノベーションを機に来客も増えたというM様。キッチンでおもてなしの準備をしながら皆で会話を楽しめるようになりました。団らんの中心が、自然とこの家の中心(=キッチン)に立つ奥様の明るさと同調し、キッチンを起点にこの広い空間がぱっと華やぎます。
DATA
所在地 | 名古屋市 | 築年数 | 37年 |
建物タイプ | 分譲マンション | 構造 | RC造 |
階数 | 4階建(当該住戸は4階) | 工事期間 | 2ヶ月 |
家族構成 | ご夫婦、お子様(1名) | ||
リフォーム箇所 | キッチン、ダイニング、リビング、浴室・バス、トイレ、洗面、寝室、玄関・廊下 |
リフォームの動機、概要
キッチンを軸にした生活動線のデザインで、家族がもっと寄り添いあえる家に。
思い切った間取り変更が、家族の一体感をつくりだすことに成功したマンションリノベーションです。当初の動機は、老朽化した水廻り設備を新調することでしたが、奥様が秘めていた本当の思いは、家族がもっと寄り添いあえる家にしたい…ということ。一番の悩みのタネは、家族の居場所から孤立してしまっている、寒くて暗いキッチンの存在でした。しかし、大胆なスケルトンリフォームによる間取り変更が発案されると、お悩み解決に向けた道筋が一気に引かれることに。ポイントはキッチンを軸にした生活動線のデザイン。家族3人が常に繋がっていられる家に生まれ変わりました。
こだわりポイント
- 100インチスクリーンのホームシアター
- 明るく開放的になったキッチン
- 思い切った間取り変更が、家族の一体感を創出
リフォーム前
- かつてはリビング・ダイニングが家の中心にあるものの、寝室や娘さんの部屋など各部屋が分断されていました。疲れて帰宅したご主人が、家族の顔を見る前に、玄関からそのまま北側の寝室に入ってしまうという寂しいこともしばしば。
リフォームのみどころを解説
リビング
念願だったホームシアターを実現。100インチスクリーンに大迫力の映像が映し出されます。このリノベーションで断熱材を二重にしたことで、温度の快適性が増したことはもちろん、防音効果も同時に高まっています。
また、窓辺のお気に入りのアンティーク家具は、かつてご主人の赴任先だった高山で探し当てたもの。
また、窓辺のお気に入りのアンティーク家具は、かつてご主人の赴任先だった高山で探し当てたもの。
リビング
休日は映画を観ながらゆったりとお酒も楽しむことも。上質なエンターテイメントが家族のコミュニケーションの潤滑油となってくれます。「普段も帰宅時間が早まりましたよ」とはご主人の談。家族で食事に出ても「じゃあ帰って映画観ようか」と皆で意気投合するケースが増えたそうです。
キッチン
キッチンからはリビング・ダイニングを一望でき、ここから娘さんの部屋に声をかけることも可能に。キッチンとリビングをダイレクトに繋ぐウォークイン(写真左側)は、奥様の使い勝手に合わせてつくられたもの。
ダイニング
ダイニングすぐ横の娘さんの部屋の扉を開けると、LDKと直に繋がり、それぞれの居場所の一体感がぐんと高まります。
このリノベーションに感動した娘さんは、扉を開けたまま、ご両親と会話しながら過ごす時間が増えたとか。
このリノベーションに感動した娘さんは、扉を開けたまま、ご両親と会話しながら過ごす時間が増えたとか。
玄 関
玄関ホールも明るく広々とした開放的なものに。絵がお好きなご夫婦は、家の各部に積極的に絵画を飾り、おもてなしのいちエッセンスとして、上手に活用されています。
玄 関
ニッチ棚のカラーアレンジやちょっとした装飾も、この家に人を楽しく迎え入れたいというM様ご家族の心意気の表れ。
なお、このニッチ棚は室内窓としての役割もあり、背面側のウォークイン・クローゼットへの通風を可能にしています。
なお、このニッチ棚は室内窓としての役割もあり、背面側のウォークイン・クローゼットへの通風を可能にしています。
娘さんのお部屋
リフォーム工事完了後、生まれ変わった住まいを目の当たりにした高校生の娘さんからお手紙を頂きました。そこに綴られていた感謝の言葉に弊社スタッフは更に感動。お客様に満足していただけることがアイシンリブランの最大の願いです。
ルーフバルコニー
今回の施工範囲ではありませんが、東側の広いルーフバルコニーもこの家の特徴。これまではバルコニーに通じる東側洋室の用途があいまいで、あまり活用されなかったため、必然的に出番がありませんでしたが、いまはパーティーやバーベキューなど、積極的に使いこなせるレクリエーションのエリアとなりました。