セカンドステージを思いのままに暮らす住まい。
名古屋市T様邸
DATA
所在地 | 名古屋市 | 築年数 | 築25年 |
建物タイプ | マンション | 構造 | RC造 |
階数 | 12階建(リフォームは6階部分) | 工事期間 | 約2.5ヶ月 |
家族構成 | ご夫婦 | ||
リフォーム箇所 | リビング、ダイニング、キッチン、バス、トイレ、洗面脱衣室、防音室、寝室、玄関 |
- アイシンリブラン 奥田 乃譜子
リビングの開放感や、水回りの広さ、使い勝手の見直しを行い、ご夫婦がそれぞれの趣味を満喫できるプランのご提案となりました。
- センス溢れる開放感で居心地の良いLDK
- 趣味を楽しむための、ご夫婦それぞれの空間へのこだわり
- LDKと水廻りの動線を快適化
リフォームのみどころを解説
空間が広がり、表情を多彩に変えるリビングダイニング
浴室、洋室、廊下のレイアウト、扉の位置の変更によって、広さを拡大したリビングダイニング。キッチンもオープンスタイルとなり、空間にいっそうの広がりが感じられます。
なかでも洋室は、大胆なリフォームを実施。玄関側の壁を移動して玄関ホールを拡張し、リビングに面した壁は取りはらってひと間続きの畳スペースに。それにより、三面採光に加えて南北に風が通り抜ける清々しい住環境となりました。
客室として、鑑賞室として、フレキシブルな畳スペース
かつて、子ども部屋として使用していた洋室は一部を玄関ホールに、そして残りをリビングからひと間続きとなる畳スペースにリフォーム。ロールスクリーンを下ろすことでプライバシーが確保できるため、お嬢さまの里帰り出産や、お孫さんとの帰省時には寝室として使用されています。
また、照明はプロジェクターとしても利用できるため、大画面で映像を流すことができ、鑑賞用の空間となります。
広さ、高さ、設備。料理好きなご主人のこだわりが詰まった対面キッチン
単身赴任の生活で、料理が趣味になったというご主人。
現在は、食事の分担もされています。キッチンにはそんなご主人のこだわりをふんだんに詰め込みました。
最大のリフォームポイントは独立していた壁付けのキッチンを対面式に移動したことです。それにより家族とのコミュニケーションやテレビを観ながらの調理が可能となり、料理タイムがいっそう楽しいものに。
また、南側の和室にある収納の一部をキッチン側に移動し、造作した棚には家電がすっきり収納されています。これまで使用してきた思い入れのある食器棚はそのまま活かし、料理の動線がよくなるよう配置することで盛り付け・配膳がスムーズになりました。
心置きなく演奏を楽しめるピアノ室
ピアニストでもある奥さまのレッスン室とするために、防音仕様を取り入れました。
底上げをして階下への音の振動を抑えた床、遮音効果のある素材を採用した壁と吸音天井、ペアガラスの内窓、そして厚くて密閉性の高い扉によって防音対策を施しています。
奥様の感性が光るベッドルーム。
たっぷり収納のWICでさらに使いやすく
アクセントクロスを、絵画を飾るように取り入れて、上品な空間となった奥様の寝室。
以前よりWICのスペースも広げ、ハンガーパイプを増設することで、洋服の収納力もアップ。クローゼットの出入口を扉のないオープンタイプしたのは、より使いやすさを考慮した奥さまからのリクエストです。さらに布団収納を増設して、来客用の布団がしまえるようにしました。
水廻りを一カ所に集約して、快適な生活動線を実現
廊下をなくし、リビングから直接出入りできる位置に変更された水廻り。洗濯の際の動線も快適になりました。
「デザインが素敵だったから」と奥さまが選んだ洗面台は、ボウルと両サイドのカウンターに継ぎ目のない一体形状で楽にお手入れができます。
また、奥様が選んだ擦りガラスのペンダントライトがトイレ壁に美しい陰影を作り出しています。
窓からの採光もたっぷり。大容量SICのある玄関
玄関からリビングまでの廊下は、子ども部屋だった洋室の一部を取り込むことで明るく広々とした空間になりました。その正面には、同系色のグラデーションで立体感を描き出す、ボタニカル柄のクロスがお出迎えしてくれます。
浴室を移動し生まれた空間には、ゴルフバッグも収納できる大容量のシューズクローゼットを設けたことで玄関をいつもすっきり保つことができるようになりました。